It~for to などの文型と使い方

ヘッチャラ英語学習

It ~ for to の文型

It is 形容詞 + for + 人 + to 動詞の原形

これは、「(人)にとって~するのは~だ。」のような意味になる文型です。

it が先頭に来て主語のように見えますが、本当の主語ではないので「それ」とは訳さないようにしましょう。

It~for to 使い方

これは不定詞を含む文型ですが、とても重要なので、しっかり覚えましょう。

It is very interesting for me to cross the bridge.
私にとってその橋を渡るのはとてもおもしろい。

この文型では It は形式的な主語と言われ、日本語にできません。

for の後ろには人をあらわす単語がよく使われ、 to の後ろは動詞の原形になります。

また「for +人」のところを省略した形のものもよく出てきます。

※ for me や for us となっている場合は、日本語に訳す場合「私(私たち)にとって」の部分は無い方がより日本語らしくなるので、省略されることがよくあります。

It is difficult to cook French food.
フランス料理を作るのはむずかしいです。


この例文の It の部分を取って次のように言い換えることもできます。

To cook French food is difficult.(不定詞が主語)

Cooking French food is difficult.(動名詞が主語)


過去形の文にするには、be動詞を過去形にします。

It was difficult to cook French food.

もちろん疑問文の時にはbe動詞を先頭におきましょう。

Was it easy for you to ski?
あなたにとってスキーをすることは簡単でしたか。

否定分の場合はbe動詞の後ろに not を付けるのでしたね。

too ~ to, so ~ that

次のようなものも書き換えの問題としてよく出てきますので、しっかり覚えておきましょう。

too ~ to・・・ (あまりにも ~ なので・・・できない)

He is too busy to eat lunch every day.
彼はあまりにも忙しいので毎日昼食が食べられません

これを so ~ that ・・・ の文に書き換えると次のようになります。

He is so busy that he can't eat lunch every day.

so ~ that ・・・だけでは「~できない」という意味がないので can't を使わなければならないことに注意しましょう。


~ enough to ・・・ ・・・するには十分に~だ

The woman is rich enough to buy the dress.
その女の人はそのドレスを買えるほどの金持ちです。

※ 「十分に金持ちだ」と考えて rich enough を、ついつい enough rich としてしまうことがあるので、この順番での言い方にも慣れるようにして下さいね。

日本語らしくするために「・・・するには十分に~」のところを、うまく考えて訳してみましょう。

これもまた so ~ that ・・・を使って書き換えることができます。

The woman is so rich that she can buy the dress.

後ろの she は、もちろん最初の The woman のことですね。

It ~ for to, so ~ that, too ~ to を使った英作文問題

次の日本文をそれぞれの指示にしたがって英文にしてみましょう。

1. 僕にとって1,000メートルを泳ぐのは簡単なことですよ。(it~ for~ to を使って)

2. 人前で泣くのは恥ずかしい事なのですか。(it, to を使って)

※人前で in front of people 恥ずかしい embarrassing

3. 彼女の話は面白すぎて忘れることができません。(too ~ to を使って)

4. その猫はすごく可愛いかったので、彼女は家に連れて帰りました。(so ~ that を使って)

※連れて帰る take something home

5. 私のおじさんの畑はすごく広いので、たくさんの野菜を育てることができます。(enough を使って)

※畑 field


解答と解説

英語勉強メニュー

ページのトップへ戻る