感嘆文とは
感嘆文(かんたんぶん)とは、驚きや感動を表す時などに使う言葉です。
基本的な訳としては「なんと~なんだろう」のようになり、英語では以下のような形にします。
英語の感嘆文の形と意味
まず1つ目は what を使った感嘆文の作り方です。
What + (a または an)+形容詞+名詞+主語+動詞!
What a big beetle this is !
なんとこれは大きなカブトムシなんだろう。
この What は「何」という意味ではありませんよ。
また、主語 this と、動詞 is が後ろに来ている事にも注目しましょう。
ただし、どれのことを見て言っているのかが分かる場合は、次のように主語と動詞の部分を省略して言うこともよくあります。
What a big beetl !
つまりここでは、主語と動詞である this is が省略できるということですね。
会話(文)では、特にこのように言うことが多いかも知れません。
★複数形にすると次のようになります。
What big beetles these are !
なんとこれらは大きなカブトムシなんだろう。
または
What big beetles !
◆2つ目の感嘆文は次のように how を使う形です。
How + 形容詞(副詞)+主語+動詞 !
ここでの how は疑問文ではないので「どのような」などの意味にはなりませんよ。
How big this beetle is !
なんとこのカブトムシは大きいのだろう。
How big these beetles are !
なんとこれらのカブトムシは大きいのだろう。
What と How の使い分けは、その後ろの語句に、この2つの単語に直接かかる名詞があるかどうかで決まります。
つまり、感嘆文の主語と動詞をを除いた部分が名詞で終わっていれば what で、名詞で終わっていなければ how になるということです。
上の例文で言えば beetle(s) がその名詞に当たります。
最終的には What と言った瞬間に、何かの名詞が頭の中で浮かび、How と言った瞬間に名詞では終われないという感覚が身に付けば、会話でもスムーズに使えるようになります。
しかしながら、それはかなり初級者には難しいので、そのためにもここに出てくる例文等を使って、いろいろな単語に置き換えるなどして繰り返し練習してみる必要があります。
また、文章にする時は、最後の ! も忘れないようにしましょう。 これはエクスクラメーションマークと言います。
特に学校のテストでは、このマークを忘れると減点されてしまう可能性が高いので気を付けて下さいね。
通常の文章から感嘆文に書き換える時
学校のテストなどでは文章の書き替えという問題がよく出題されるので、普通の英文から感嘆文にする方法を覚えておきましょう。
This is a very nice house.
これはとても素敵な家だね。
↓
What a nice house this is !
これはなんて素敵な家なんだろう。
↓
What a nice house!
This house is very nice.
この家はとても素敵だね。
↓
How nice this house is !
この家はなんと素敵なんだろう。
↓
How nice!
これらの事から、通常の文から感嘆文になる時は very が how に変わっているとも言えますね。
もちろん very だけがそうなるわけではありませんが、中学レベルではこれを基礎・基本として押さえておきましょう。