接続詞の種類や意味、使い方

ヘッチャラ英語学習

接続詞の意味や使い方

接続詞とは、and や but, or などのことで、単語と単語、または語句と語句、文と文を結ぶ言葉のことです。

一般的な接続詞の種類と使い方

◆ and は、基本的に「~と」や「そして」などの意味で使われます。

Junko and Kumi are high school students.
純子久美は高校生です。

また、「そうすれば」という意味にも使われます。

Study hard, and your mother will be happy.
一生けんめい勉強しなさい、そうすればあなたのお母さんも喜ぶでしょう。


◆ or は「それとも」や「または」のような意味で使われます。

Are you from Kagosima or Miyazaki?
あなたは鹿児島の出身ですか、それとも宮崎ですか。

また、「さもないと」という意味でも使われます。

Work hard, or your mother will be sad.
一生けんめい働きなさい、さもないとあなたのお母さんは悲しむでしょう。

◆ but は基本的に「しかし、でも」といった意味で使われます。

I helped my father, but he didn't give me any money.
私は父親の手伝いをしました、お金はくれませんでした。

日本語の読点(、)と英語のコンマの位置に注意しましょう。

ただ、日本語でも読点をどこに付けるかで迷うこともありますね。

たまに日本語ですごく長い文章なのに、全く付けなかったりする方もいますが、英語でもコンマを付けていない例がよく見られるようになりました。

日本語では読点の付ける位置によって、意味が全く変わってしまうことがありますね。

特別な接続詞

when は「いつ」という意味で疑問文に使われる単語ですが、「~のとき」の意味で、接続詞として使われることがあります。

When I came home, my daughter was sleeping.
私が家に帰ってきたとき、娘は寝ていました。

when のついた文を後ろにすることもあります。
② My daughter was sleeping when I came home.

①の文では when の付いた文の後ろにコンマがあることに注意してください。

これは、例えば、①のような場合だと、名詞と名詞が続く感じになり、一目でどこが文の切れ目であるかが判断しやすいようにするためでもあります。

また、②の文でも①の文と同じように訳しますので、「私の娘が寝ていたとき、私は家に帰ってきました。」のように訳すことも可能ですが、場合によってはおかしな意味になることがあります。

I was very happy when I found this letter.
私はこの手紙を見つけたとき、私はとてもうれしかった。
×私はとてもうれしかったとき、私はこの手紙を見つけた。

つまり、when は、いつもその後ろにある文にくっ付いているということです。

このような勘違いをする人がよくいますよ。

when が文の途中にあるときは、その前で文を区切って考えてみましょう。


◆ because「~なので」 や if「もし~なら」 も同じように考えましょう。

He couldn't go out because he was sick.
彼は病気だったので、出かけられませんでした。
×彼は出かけられなかったので、病気でした。

We will go to the park if it is sunny tomorrow.
もし明日晴れたら、私たちは公園に行きます。


接続詞 that
that は「あれ」や「あの」という意味を持つ単語ですが、これも文と文をつなぐ接続詞として使われることがよくあるので、とても重要です。

しかし、この接続詞は日本語の訳として出てくることは、まずありませんが、意味を付けるとすれば「~ということ」という感じになるでしょう。

次の例文で学習してみましょう。

① I think. 「私は思います。」

② A computer is very useful. 「コンピュータはとても便利です。」

この2つの英文を that を使って1つにすることができます。

I think that a computer is very useful.
私はコンピュータはとても便利だと思います。

この英文に、この that の訳を無理やり入れると次のようになるでしょう。

私はコンピュータはとても便利だということを思います。

あまり日本語らしくならないので、やっぱりこのような訳はやめた方がよいですよね。

しかし、日本語から英語にする時には、慣れないうちはこのような考え方をしておくことも必要になってきますので、頭の中ではそのように考えておいても良いでしょう。


それでは、次の場合はどうでしょうか。

「英語はとてもむずかしいと思います。」

× Eglish thinks very difficult.

このような英語をつい書いてしまう方がたくさんいます。

この文の主語は「英語は」のような気がしますが、実は「私は」が隠(かく)れています。

私は英語はとてもむずかしいと思います。」

このように日本語を考えることができると、先ほどの例文と同じように考えることができますよね。

もちろん答えは次のようになります。

I think that English is very difficult.

実はこの接続詞である that は省略をすることができるのです。

英語も言葉なのですから、特に会話の時には、面倒な言葉は少しでもはぶいてしまうことが多いのです。

では that を使えばどんな文でもつなぐことができるのでしょうか。

2つの文が that でつながれる場合は、中学レベルの基本的な動詞においては、次のようなものがよく使われるので、これらもついでに覚えておきましょう。

We know (that) soccer isn't very popular in USA.
私たちはアメリカではサッカーはあまり人気がないことを知っています。

He hopes (that) the man will be punished.
彼はその人が罰せられることを望んでいます。

そして、基本的には that の前の動詞である think, know, hope などが過去形になると that より後ろの文章の動詞も過去形になります。

I think (that) Mr Yoshida is a police officer.
吉田さんは警察官だと思う。
     
I thought (that) Mr Yoshida was a police officer.
吉田さんは警察官だと思った。

この場合の「警察官」は policeman でも構いませんが、女性の警察官もいるので、差別のないように police officer を使うのが当たり前になってきています。

接続詞の確認テスト

●次の( )に入る適切な単語を選びなさい。

問題 1. Nancy can play the piano, (  ) he can't.

and, but, because, when


問題 2. Get up early, (  ) you will be late for the school.

when, but, if, or


問題 3. Study English, (  ) you can talk to everyone in the world.

or, and, but, if


問題 4.I will be very happy (  ) you marry me.  marry (結婚する)

or, but, if, and


問題 5. I was watching TV (  ) my father came home.

because, and, or, when

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