speak と talk
speak
speak と talk は、ともに「話す」という意味を持つ単語ですが、speak は会話をする相手がいるかどうかにかかわらず、”話をする”という場合にも使えます。
They spoke the truth to us.
「彼らは私たちに真実を話してくれた。」
いろいろな国の言葉を”話す”という時にも speak が使われます。
Tom speaks Chinese very fluently.
「トムはとてもスルスルと中国を話します。」
talk Chinese/English などとは言いませんが、in を使えば Let's talk in Chinese here. で「ここでは中国語で話をしましょう。」などとすることができます。
「~に話しかける、~と話をする」という意味でも使われ、その場合は後ろに to や with などの単語(前置詞)が付きます。
May I speak to/with Dr.Tanaka?
「田中先生をお願いします。」
この場合 to はイギリス英語、 with はアメリカ英語で使われることが多いようです。
talk
talk は、日本語では「話す、言う、述べる」など speak や say などと似た意味で訳されますが、基本的には相手との会話を交えて”話をする”という場合に使われる単語です。
また、about という単語と共に非常によく使われます。
What are you talking about?
「何の話をしているの。」
これをきつい言い方をすると「何を言っているんだ。」というニュアンスになったりします。
We should talk more about world peace.
「私たちはもっと世界平和について話し合うべきだ。」
talk は speak と違って「おしゃべりをする」というような意味でも使うことができます。
Nancy really likes to talk.
「ナンシーは本当におしゃべりをするのが好きだ。 」