shop と store
説明と問題
shop と store の共通の意味は名詞で「店」ですね。
ただし、イギリスとアメリカでの使われ方が少し違います。
イギリスで、「店」 と言えば、通常 shop が使われ、store は、いろいろな商品を販売している量販店や、デパートなどの大きい店をさします。
一方、アメリカでは、その大小に関係なく一般に store がよく使われ、shop は、小さな店で、一つの商品を専門に販売している店をさすことが多いようです。
もちろんどちらの国で、どちらの単語を使っても通じますが、上記のような違いがあることを頭に入れておくと良いでしょう。
また、両方とも、動詞としても使われますが、その意味は全く違います。
shop の動詞での意味は「買い物をする」で、store は「貯蔵する、保管する」などの意味があります。
それでは、次の日本文がどのような英文になるか少し考えてみてください。
① この近くにCD店はありますか。
② アメリカにいた頃、私はいつもその大きな店で食品や日用品を買っていました。
解答と解説
それぞれ次のように書くことができます。
① Is there a CD shop/store near here?
最近では、レコードを扱う店は日本ではかなり少ないと思いますが、いまだに、CDのみを販売している店でも「レコード店」で通じますよね。
どちらにしても、この場合は shop と store の両方が使えますが、
② I always bought food and daily goods at the big store when I was in America.
「大きな店」となっているので、アメリカであろうとイギリスであろうと、store を使うのが良いでしょう。
ただし、上記にあるように、イギリスでは通常大きな店は store になるので、big を入れなくても問題ないでしょう。
また、big は large でもいいですし、「大きい」という意味を表す単語ならほぼ使えます。