roadとstreetの使い分け

ヘッチャラ英語学習

road と street

説明と問題

この2つの単語は共通に「道」という意味で使われることがありますが、road は、一般的に、街と街を結ぶ“道路”のことで、street は街の中にある“通り”のことを指します。

そこで、次の3つの日本語を英語にして考えてみましょう。

①私はきのう大通りで有名人を見た。

大通り high street
有名人 celebrity

②これはロンドンにつながる道です。

③道路を渡る時は左右を見なければいけまんよ。


それでは、それぞれの英文がどのようになるか少し考えてみてください。

解答と解説

それぞれ次のように書くことができます。

① I saw a celebrity in the high street yesterday.

② This is the road to London.

③ You have to look both ways before you cross the street (road).


①の場合、high street はその道沿いに、銀行やたくさんの商店などが並んでいる通りを指していると考えれるので、street が適していると言えるでしょう。

そこで、high road という言い方もありますが、これは「公道」や「幹線道路」などの主に車が走っている道路を指しており、もし、そういう場所で「有名人」を見たとなれば、“車の中にいる”有名人を見たと考えることになるでしょうか。


②では、明らかに別(ロンドン)の街につながる道路のことを言っていれば、ここで street を使うことはできません。


③では、単に道路(道)を横切ることを述べているので、street と road の両方を問題なく使えることになります。

左右は right and left でも構いませんが、英語と日本語の言葉の順番に注意しましょう。

英語勉強メニュー

ページのトップへ戻る