look, see, watch それぞれの意味や用法
look の意味と使い方
look の一つの意味は、「見る」ですが、何かを「見る」とした場合の「~を見る」では、後ろに at が付きます。
She looked at the animal very carefully.
「彼女はその動物をとても注意深く見た。」
また、「~に見える」のような意味で使われる場合もよくあります。
She looks very sad.
「彼女はとても悲しそうに見える。」
命令文の形で使うと、「ほら」や「見てごらん」のように、軽く注意を呼びかける意味になります。
Look, the woman over there is a famous singer.
「ほら、向こうにいる女性は有名な歌手よ。」
see の意味と使い方
see にも「見る」のような意味がありますが、意識せずに見るという感覚があるので、「見える」と訳すことがよくある単語です。
I saw few poeple there.
「そこではほとんど人を見ることはなかった。」
can と共に使われることもよくあります。
Can you see Mt. Fuji from here?
「ここから富士山が見えますか。」
「見る」は、特に映画や劇を見るという形で使われます。
We went to see (×watch, ×look) a movie last night.
「私たちは昨夜映画を見に行きました。」
次のような場合は、「見る」ではなく「分かる」の意味になります。
I see. This is very difficult.
「なるほど。これはとてもむずかしいですね。」
See? They are wrong.
「わかりましたか。彼らは間違っているのですよ。」
watch の意味と使い方
watch の「みる」には、「見守る、観察する」のような感じが強く出ます。
したがって、動いているものや、ものが変化している状況を「観る」という感じになります。
look at はただ単に「~を見る」ということで、watch とは違いが出てくるとこがあります。
違う漢字にすればその違いは一目瞭然ですが、私たち日本人でも「みる、見る、観る、視る」など、どれにすべきか迷ったりすることがありますよね。
普通は「見る」で全てを書くことがあると思います。
Did you watch (×look at) the baseball game.
「その野球の試合は観ましたか。」
Watch/look at that bird.
「あの鳥を見てごらん。」
この場合 watch だと「注意深く観察するように見て」のような気持ちがありますが look at では、ただ「(ちょっと)見てごらん」のような感じになるでしょう。
この意味では、 Have a look at that.「あれをちょっと見て。」というよく使われる表現があります。
特に「テレビをみる」は watch だけです。
Do you watch TV every day?
「君は毎日テレビを見ますか。」
命令文の形で使うと「気を付けて」「注意しなさい」のような感じになります。
Watch out ! = Look out !
「あぶない!」