learnとstudyの違いと使い分け

ヘッチャラ英語学習

learn と study

説明と問題

日本語で「勉強する」といった言葉を英語で表す場合、study という単語がまず思い浮かぶかと思います。

しかし、「勉強する」は「学ぶ」や「習う」という言葉でも表現できるため、日本語ではこれらを区別なく使うことがよくあります。


★次の日本語を英語にしてみましょう。

① 私たちは今日、フランスの歴史について学習した。

② 彼は数学を一生懸命学習しなければならない。

③ 私の父親はアフリカの文化に興味があったことことがわかった。

さて、それではそれぞれの英文はどのようになるでしょうか。

解答と解説

それぞれ次のように書くことができます。

① We studied / learned French history today.

この場合には、単にフランスの歴史を勉強したと考えれば study になるでしょうし、フランスの歴史にどのような事があったのかを勉強し、その結果として、しっかり理解できたような場合には learn を使うことになるでしょう。


② He has to study math hard.

この場合には、数学が苦手なので、成績を上げるためにも一生懸命その学習に取り組まなければならないような状況がうかがわれます。

したがって、この例文では learn は使えません。

つまり learn が表す「学ぶ」は、study をした結果、そこから自分の知識として身に付けたものであるとも言えます。

もちろん「学ぶ」ことに、何の努力の必要もなく、知識を身に付けることができることもあるでしょう。

したがって、次の例文では容易に習得したという意味でlearn を使います。

The eight-year Japanese boy learned English in only three weeks.
「その8歳の日本の少年は、たったの3週間で英語を自分のものにした。」


③ I learned that my father was interested in African culture(s).

この場合の learn は「(新たな事実)が分かった/を発見した」という意味合いで使っています。

したがって、ここで study を使うことはありません。

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