in time と on time の違いと使い分け

ヘッチャラ英語学習

in time と on time

説明と問題

この2つの連語は、時間に関するもので、非常に混乱することが多いと思います。

in と on の前置詞に注目すると、in は「~の中に、~の内に」で、on は「~の上に」という意味があります。

したがって in time だと「その時間の中で」から「時間に間に合って」というニュアンスを持ち、on time だと「時間の上で」から「時間通りに」という感じになります。

この語句の混乱の元はその練習不足によるものなので、何度も意味を確かめながら繰り返し発音したり書いたりして下さい。

間違い探しなどの問題としてよく出てきますので、理解しておくべき重要語句です。


それでは、次の日本語を英語にしてみましょう。

① 彼はその仕事を時間通りに終わらせることができた。

② 彼はその仕事を時間内に終わらせることができた。

それぞれの英文がどのようになるか少し考えてみてください。

解答と解説

それぞれ次のように書くことができます。

① He could finish the work on time.

on は基本的に「の上に」という意味を持つことから、on time は「時間の上に」ということで、”決められた時間の上で”物事が起こると考えます。

したがって on time は「時間通りに」と訳されることが多いと思います。

例えば、8時12分着予定の電車が、8時12分に着いたら、まさにそれは「時間通りに着いた」となるわけですね。

The train arrived at the station at 8:12. It was just on time.

またはこれを「予定通りに」と訳せることもあるでしょう。


② He could finish the work in time.

in time は、よく「間に合って」という意味で訳されますが、これは in という単語が基本的に「~の中で」の意味を持つので、「決められた時間の中で」と考えたほう分かりやいと思います。

したがって in time の訳は「時間内で」と頭の中に入れておくと良いかも知れません。

また、これは「ギリギリで」という訳になることもあるでしょう。

He caught the last train in time.
「彼はギリギリで最終列車に乗った。

この場合、列車が発射寸前だったため、「最終列車に飛び乗った。」とも訳せるでしょう。

We were just in time fot the bus.
「私たちはちょうどそのバスに間に合いました。」


どちらを使えばよいか迷った時には、in と on の基本的な感じや意味を考えてみると間違いにくくなると思います。

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