hopeとwantとwishの違いと使い分け

ヘッチャラ英語学習

hope と want と wish

説明と問題

日本語で、「~を望む、~したい」というような意味を英語で表す場合、hope, want, wish などの単語がよく使われますが、どのような形にして使うかというこがとても重要です。

例えば、これらの単語の後で形が決まっていたりするものもあります。

少しくらい文法通りになっていなくても、会話では問題ないのですがテストでは減点になるので注意して下さい。


さて、それでは次の日本語を英語にするとどうなるでしょうか。

① 彼女は彼が来年もここに来ることを望んでいます。

② 私はあなたのお父さんに会いたいです。

③ 君がうまく行くことを願っているからね。

解答と解説

それぞれ次のように書くことができます。

① She hopes (that) he will come here next year too.

または She wants (wishes) him to come here next year too.

ただし、She hopes him to come...のような形にすることはできません。

また、She wants (wishes) that he will come...とすることもできません。

wish は、接続詞の that を使って英文を書くことができるのですが、実現が難しかったり、その可能性が低い場合に使う単語なので、will を使って表すことはないということなのです。

また、want (wish) +人+to+動詞の原形の形は「~に~をして欲しい」というような意味になるので、①でこの形にすると「私は彼に来年もここに来てほしい。」のような訳にすることもできるでしょう。

ただし、この形では hope は使えません。


② I want (hope または wish) to see your father.

(to +動詞の原形)の形では、hope, want, wish のどの単語の後でも使うことができます。

wish はこの中で最も丁寧な言い方です。


③ I wish you good luck.

直訳すると「君の幸運を願っている。」のように言えます。

この形の言い方では wish しか使えません。

これはよく使われる決まった言い方なので、このまま覚えると良いでしょう。

「うまく行く」は、他に make it という言い方もできるので、これを使うと次のようにも言えるでしょう。

I hope you can make it.

進行形でも良いでしょう。

I'm hoping you can make it.

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