help と save の違いと使い分け

ヘッチャラ英語学習

help と save

説明と問題

この2つの単語の意味は「助ける」という意味の日本語になることがあるので、その意味では初心者や初級者のかたにとっては、迷うことがあるかも知れません。

しかし、help の「助ける」という意味は「手伝う」で、save は「救う、救助する」といった意味ですから、少し考えてみればこれらの違いは難しくありませんね。

help は「手伝う」の他に「役立つ」という意味も持っています。

save には「救う」という意味の他に「(お金を)ためる」とか、「(時間や労力などを)節約する」という意味もあります。


それでは、次の3つの日本文がどのような英文になるか少し考えてみてください。


①その男の人が私を助けてくれたのです。

②将来に備えていくらかお金は貯金したほうがいいと思いますよ。

③この機械はエネルギーを節約するのに役立つでしょうか。

解答と解説

それぞれ次のように書くことができます。


この日本文からは2通りの英文が出来ると思います。一つは「助けてくれた」を「手伝ってくれた」と考えれば、Aのような英文にできるでしょう。

A. The man helped me.


次に「助けてくれた」を「命を救ってくれた」と置き換えれば、Bのような英文にもできるでしょう。

B. The man saved my life. または The man saved me.

この場合は、会話の流れの中などで、どちらになるかがはっきりするでしょうから、その前後の内容がどんなものであるかが大切になりますね。


② I think (that) you should save some money for (the又はyour) future.

この例文では「貯金する」と言っているので、確実に save を選択できましたよね。

「貯金をする」は save up ということもあります。


③ Will this machine help (to) save energy?

これは「節約する」と「役立つ」の2つがありましたので、help と save の両方使うことになります。

「~するために」というのは不定詞の用法になるので、基本的には help to save となりますが、help の後に不定詞が続く場合、その間の to が省略されることがよくあります。

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