glad と happy
説明と問題
glad と happy は「うれしい」というような気持ちを表現する時に使われ、大体においてそれぞれ同じよう使い方ができます。
happy は「幸せな」という、その場限りではない意味を表すこともありますが、glad はその時点の気持ちや感謝の気持ちを表す場合によく使われます。
また、happy よりも glad の方がよりフォーマルと感じられている場合もあるようです。
英語にも当然決まった表現があり、例えば、「楽天的な、能天気な」という表現では happy-go-lucky というものがあり、glad-go-lucky とは言いません。
それでは、次の3つの日本文がどのような英文になるか少し考えてみてください。
① 私は彼が私に手紙を送ってくれたのでとてもうれしいです。
② 私のおばあちゃんは幸せな人生を送りました。
③ 自分の故郷に帰ってくることができてとてもうれしいです。
※帰るは return という単語を使います。
解答と解説
それぞれ次のように書くことができます。
① I am very glad/happy (that) he sent me a letter.
この場合には happy と glad のどちらを使っても同じ意味になるので、話す人によってどちらを使うかは変わってくるでしょう。また that
は省略することができます。
「とても」は so や really など、他の語に替えても良いでしょう。
② My grandmother lived a happy life.
この場合は、happy を使うのが良いでしょう。
glad life とすることは文法的には可能ですが、あまりこのように言う人もいないでしょうし、あまりお勧めできません。
「人生を送る」という言い方は少し難しかったかも知れませんね。
ここでの「送る」は直訳にして send を使わないようにしましょう。
send は物などをどこかに送るというような場合に使います。
live の他に have や spent などを使うこともあります。
日本文が過去形になっているので have(has) had になります。
My grandmother had a happy life.
③ I'm glad/happy to return to my hometown.
この場合にも両方の単語を使うことができます。意味は同じです。
return という単語の後ろに to を付け、「自分の」は「私の」ということで my にしましょう。
最後の hometown は home town は home town でも、home だけでも構いません。