also と too の違いと使い分け

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also と too の説明と問題

説明と問題

この2つの単語の意味は「~もまた」ということで、ほとんどその違いはありませんが、使われる位置や、会話的なものと文章の形式などによって、その選択に違いが生じることがあります。

also は通常、一般動詞があればその直前に、be動詞があれば、基本的にその直後にきます。

too は通常、文章の最後にくることが多いでしょう。

それでは、次の3つの日本文がどのような英文になるか少し考えてみてください。

①この本もとても面白いよ。

②アメリカの大統領もこの地を何度も訪れました。

③私はホームページを作るつもりです。僕もだよ。

解答と解説

それぞれ次のように書くことができます。

① This book is very interesting, too.

この日本文からすると、会話的な言葉と言えそうですから too を使った方がその感じが出るかもしれません。

too の前にコンマを付けるのが基本ですが、コンマを省略することもよくあります。

ただし、コンマが付いた方が、口で言う時には少し間があるということになり、若干強調される感じになるでしょう。

もちろん This book is also very interesting. とも言えます。


② The U.S. president also vitied this place many times.

①とは反対に少しフォーマルな言い方になっていると言えるかもしれませんね。

その場合には also がより適しているでしょう。

もちろん The U.S. president vitied this place many times too. とも言えます。

また、too の位置を主語の次にもってくることもできますが、文語的で、ちょっと古い形式です。

The U.S. president, too, vitied this place many times.

この場合には too の前後にコンマが付きます。

ところで、「アメリカの大統領」には他にもいくつかの言い方があります。

The president of the United States など


③ I'm going to make a website. Me too.

Me too. は会話でよく使われる表現ですね。

この場合は also は使えません。

また、Me, too. と間にコンマを付けることもあります。

また、主語に合わせて次のように言うこともあります。

I want to eat it myself.
「私もそれが食べたいです。」

myself(oneself)は「自分自身で」という意味がありますが、他の人に続いて言うような場合は「私もまた」という感じになります。

Micky is coming tomorrow. We are coming ourselves.
「ミッキーは明日来ます。」 「私たち来るつもりです。」


ところで、「ホームページ」はサイトのトップページを表すことがあるので、この場合は website「ウェブサイト」とする方が良いでしょう。


◆さらに「~もまた」という意味で as well という表現もあります。

Do you like dogs as well?
Do you like cats, too?
Do you also like rats?

rat はネズミです。

この3つの中で一番フォーマルに使えるのは、やはり also だと思います。


ところで also が文頭にきたりすることもよくあります。

A: The man is a lawyer, isn't he?
「その人は弁護士ですよね。」

B: Yes. Also, he is famous as an scientist.
「はい、その上、科学者としても有名ですよ。」

このような場合には「さらに、その上」というような訳ができます。

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