fast と quick の違いと使い方を学ぼう

中学英語の勉強

fast と quick の解説と問題

この2つは「速い」といった意味で、その使い方を間違えてしまいやすい単語と言えます。

それぞれの単語には、全く違った意味がいくつもありますが、ここでは「速い」という意味合いで、それぞれの使い方を説明していきます。

説明と問題

fast は速く動けることが一定時間続くような場合に使います。

この「速い」という意味では、乗り物などのスピードで考えると一番分かり易いと思います。

新幹線やレーシングカーが速いというのは、もちろんそのスピードが速いわけですね。


quick は、ずっと継続してその速さが続くものではなく、瞬間的な動きを取り上げて表現する時に使う単語と言えるでしょう。

例えば、人が何かの仕事に取り組むときの行動が速い時などに「素早い、迅速な」といった訳になったりします。

また、これらの使い方の違いを別の簡単な規則で言うと、それが目に見えるものかそうでないかという点にもあります。


◆上記の解説を参考にして、次の英文の( )に、fast か quick のどちらか適切なものを選択して下さい。一つだけが正解とはならない場合もあります。

① I don't like ( ) trains because I want to enjoy scenery slowly.

※ scenery 景色

② If you want to play this sport, you need ( ) movement.

※ movement 動き

③ Mike eats a lot of ( ) food every day, so he will get fatter.

※ fatter fat の比較級

④ Would you give us a ( ) answer for this question?

⑤ Don't walk so ( ). I can't keep up with you.

※ keep up with ~に遅れずについて行く

解答と解説

それぞれ次のように選択できるでしょう。

① I don't like (fast) trains because I want to enjoy scenery slowly.
「ゆっくり景色を楽しみたいので、速い列車は好きじゃありません。」

この例文では、列車の走るスピードが「速い」ということになるので、fast を使うのが適切ですね。

新幹線のように速く走る列車を high-speed train などと言うこともありますが、ここではそういった列車も含める気持ちで fast train としてみました。


② If you want to play this sport, you need (fast/quick) movement.
「もしこのスポーツをしたいのなら(速い/素早い)動きが必要です。」

この場合は、必要な動きをどのように捉えるかによって、両方の単語が使える可能性があります。

サッカーのように長い距離を速く走る必要があれば fast でも良いでしょうし、次の動きに移行するのに必要な敏捷性(びんしょうせい)であれば quick を使うことも可能です。


③ Mike eats a lot of (fast) food every day, so he will get much fatter.
「マイクは毎日ファーストフードをたくさん食べるから、もっと太るよね。」

ファーストフードを知らない方はあまりいないと思います。これは、ハンバーガーやフライドチキン、タコ焼きなど、注文すればすぐにでも食べられる食品の事ですね。

この場合の fast は「手早い」という意味から使われているようです。


④ Would you give us a (quick) answer for this question?
「この問題に対する手短な答えを頂けますか。」

ここでの quick は「手短な、簡単な」という訳で使っていますが、「素早い解答」ということにもなると思います。


⑤ Don't walk so (fast). I can't keep up with you.
「そんなに速く歩かないでよ。ついて行けないよ。」

この場合の fast は副詞として使われており、quick は quickly にすれば副詞になりますが、ここでは継続した速さを言っているので、quickly を使うのは適切ではありません。

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